ネパールランド
ナマステ〜。
ニーハオ国の奥の片隅に、ニーハオ国と全く異なる雰囲気を醸し出しているネパールランド。
そこを通ると、ナマステ〜と声がする。
思わず、私もナマステ〜。
数人の手が私を呼んでるよ。
彼等の元へ行くと、座れ、座れと。
何とまぁ、皇族のようなおとなしい喋り。
ネパールランド長らしい彼が私に聞く。
どうよ?ここ。日本人大丈夫?
いやいや、大丈夫じゃない、と、私。
でしょ?俺達も合わないんだよな、てか、今日もうるさいし、と、長。
あなた方も大変ね、と、私。
日本人も大変だねと、私の肩を叩き、私の掌にネパール菓子を置く、長。
で、共にため息。
しかし、なんだ、なんだ、この連帯感は。
何だか私は妙に安心感があるぞ。
ネパールランド、なかなかいいじゃないか。
数人のネパール人と1人の日本人で連合国でも作るしかないな。
さて、ネパール菓子を頬張り、よしっ!
ネパールランドからニーハオ国に再入国だ。
あーっ!うるさっ!