よろずや日本人
午前中、唯一、英語が話せる上司が来た。
彼はフレンドリーでとってもいい人なんだけど、いろんなことを頼んでくる。
今日は、私にネパール族の銀行口座を開く手続きをして欲しいと言ってきたんだけど、ネパール族は印鑑がなかった。
なくちゃ出来ないだろ?
印鑑作りからか…。
ところで、ネパール族の苗字は先?後?
さっぱり分からなく、その上司に聞いたら
後じゃない?て。
本当か?いやいや、わからないなと
ネパール族に聞いたら、日本人と同じだ。
苗字は先だった。
しかし、全く、舌を噛みそうな名前だな。
本人達に何度も確認、カタカナにして…と。
この前は食堂のおばちゃんと食料の買い出しも行ったな。
あ、そうだ、その前はニーハオ族を連れて、役所にも行ったっけ。
ところで、いつから私はこのような業務まですることになったんだ?
つまり、ニーハオ国には決められた職種はないんだな、頼まれたことを何でもするってことか。
全く、よろずや日本人だな。
ま、いいんだけど。